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平成米会所

大阪市西区の関西商品取引所で8月28日に行われた「平成米会所」に参加しました。
世界初の組織化された先物取引として280年前から行われていた、伝統的な手振りによる模擬立会を体験するというイベントでした。

手振りでの取引は電子化のため3年前に使用されなくなりました、そして今年が大阪堂島米会所誕生280年の記念行事としてこの日一日限りでの復活を遂げました。
ハンドサインの練習.bmp平成米会所.JPG
このイベントは、2名1組からなる大学生ら22組が模擬先物取引に参加し、取引損益を競うコンテストを行われました。このうちOSICからは4チーム参加しました。
各チームは事前に屋号と言われる記号を用意し、取引のときに手や指で注文と数量や価格を伝える手信号(ハンドサイン)を学び挑戦しましたが、初めての先物取引体験だったので、はじめはルールがつかめず困惑しましたが、職員のかたのとても分かりやすい説明を聞いているうち、次第にルールを理解することができ、本番ではスムーズに立会を行うことができました。

私たちが立っていたあの場所で実際に取引が行われていたと考えるとたいへんあついものを感じます。
この度のイベントではとても貴重な経験ができたと感じています。

なおこのイベントに参加した、阿部・三宅ら“サボテン”チームは、見事三位に入賞し、三位入賞の商品として旅行券3万円相当と「米」20kg相当のお米が与えられるとのことです!羨ましい!

◆3位入賞の感想◆
一年生・みやしゅう(三宅君).jpg
 投資研究同好会・一年生
 チーム   :サボテン
 三位入賞 :三宅君
まさか3位になれるとは思いませんでした!最後はもう運が味方してくれた感じです。
運以外に勝因があったとしたら四回にわたって取引する内の三回目で買いのポジションから売りのポジションに変更したことだと思います。あれは一か八かの賭けでしたが上位になるにはそれしかなかったので結果としては良かったです。 内容は難しかったですが楽しみながらできたので参加して良かったと思います。

コメント (1) | 2010年08月28日

カラーズ ビジコン

リンモチ担当の藤本です。

今回は現在参加しているカラーズのビジネスコンテストの一環として
行った、三日間の勉強会について報告したいと思います。

◆ 1日目:論理的思考力について。
 論理的思考力は、問題の発見・解決スキル、コミュニケーションスキルなどを身につけるためのひとつの手段であり、人に何かを伝える時には欠かせないもので、「ロジックツリー」、「ピラミッドストラクチャー」、「MECE」などの様々なフレームワークがありますが、その全てが基本の構造は同じで主に2つのパターンに分けられます。
まず一つ目のパターンは演繹法と呼ばれ、大前提(一般論)から小前提(事実)を確認し、結論を導き出す方法で、例えば「利益が出たら税金を払う」という一般論から「A社は利益を上げている」という事実を見て、「A社は税金をたくさん払わなければならない」という結論を出すやり方です。
次に二つ目のパターンは、帰納法で、個々の経験的な事実から共通する要素を探し出し、一般的な命題や法則を導き出す方法で、例えば「自動車会社Aは儲かっている」、「B社も」、「C社も」という事象から「自動車業界は活性化している」という結論を出すものです。
この2つのパターンを組み合わせて使うことにより、信頼度の高い結論を出すことが出来ます。

◆ 2日目:戦略について。
 ビジネスにおける戦略とは頭の使い方の一種であり、ないと勝てないというわけではありませんが、あったほうが断然有利だそうです。
戦略には2つの重要なポイントがあり、物事を達成するための「道筋」と「手段」を考えることです。つまり、「彼女を作る」という目的のために「女の子と出会う」、「出会った人に好意をもってもらう」などの道筋を立て、出会うために「コンパに参加する」、「遊園地にデートに行く」などの手段を考えることです。

◆ 3日目:マーケティングについて。
 マーケティングとは自社のモノ・サービスを買ってもらう仕組みをつくることだそうです。
マーケティングには3つの段階があります外部・内部環境を見極める→目的・目標を決める→立案→実行と段階を追って考えます。
マーケティングに関しては、内容が少し難しくてこれぐらいしか言う事がありません...。
 
今回の勉強会はビジコンのために行われたものですが、それだけではなく今後社会で生きていく上で必要な考え方の基礎になるもので、非常に役に立つ情報であると思いました。みなさんも是非(特に論理的思考を)試してください。
では、少し堅くなってしまいましたが、非常にデリバティブな三日間でした。

※カラーズのビジネスコンテストには、OSICから藤本・市原の2名が参加しております。

◆リンク
株式会社カラーズ

コメント (0) | 2010年08月13日